練習試合、大宮に0−2 不安露呈 2トップ不発/アルセウ退場

札幌のグアム合宿は6日、J1大宮と練習試合を行い、0−2で敗れた。30分間のゲームを4回行う変則マッチ。札幌は1、4回目にそれぞれ1失点した。ダビとノナト、中山と石井の2トップは不発。中盤は大宮の激しいプレスを受け、効果的なパスをつなげられなかった。

 また、今季の中心選手として期待されるボランチ(守備的MF)のアルセウは1回目、小競り合いで熱くなり、相手につばを吐きかけるなどの侮辱行為で一発退場。情緒面で不安を露呈した。

 古巣の大宮相手に完敗を喫した三浦監督は、「相手はメンバーが(昨季と)変わらず共通意識を持ってプレーしていたが、うちはバラバラ。今のままなら降格は確実」と、危機感を表した。