市民メディアの役割は 7日から札幌でサミット

 インターネットなどが普及する中、市民の情報発信の在り方を考える「市民メディアサミット07」が、七日から九日まで札幌市などで開かれる。実地研究や意見交換を通じ、ネットなどを使った市民メディアの役割を探る狙いで、主催者は多くの市民の参加を呼びかけている。

 同サミットは二○○四年に名古屋で始まり、今回が五回目で、道内初開催。ネットやコミュニティーFMなどの市民メディア関係者や研究者百人余りが参加する。七日は、財政再建中の夕張市で市民の声を取材するなど、四つの実地研究を行う。

 八、九日は札幌市生涯学習センターちえりあ(西区宮の沢)で、実地研究の発表や分科会。八日には夕張市で育った演出・脚本家の今野勉氏が「市民とメディア」と題して基調講演を行う。

(北海道新聞より引用)